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シンセン

2011年8月29日 (月)

シンセンで韓国料理 ーー 車公廟のブルコギガーデン(불고기 가든)

 香港競馬が夏休みだからというわけでもないのだが、ブログも夏休みになってしまった。あれこれ、忙しくしているうちに2週間以上も更新してなかった。

 というわけで、(何の脈絡もないが)、今回はシンセンのお薦め韓国料理店を紹介したい。

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 お店の名前は、ブルコギガーデン(불고기 가든)、中国語だと”焼肉花園”となる。場所は、シンセン地下鉄”車公廟”駅から、東海花園方向に向かう歩行街を抜けたところで、ちょうど東海花園の入り口になる。

 この東海花園にはシンセン在住の韓国人がたくさん住んでいるので、この一帯はさながら”リトルソウル”という趣で、韓国料理店や韓国食材店があり、どこも味は本場韓国とほぼ一緒だ。
 香港にもシンセンにも、”ナンチャって韓国料理店”が少なくないが、この付近にある韓国料理店の味は間違いない。いつも、シンセン在住の韓国人で賑わっている。

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 メニューは店名どおり、焼肉がメインで、カルビ、ロースなどの韓国風焼肉、各種鍋(チゲ)、一品料理が豊富に揃っている。

 値段は、最近の人民元高騰のあおりで香港で食べるのと大差ないが、一人前の量が多いので、やはりお得感が強い。

 東海ではなく、日本海だなどと野暮なことも言いたくなるが、ここはシンセンなので、そうした話題は出さずに、日韓親善を深めたい。

2011年7月27日 (水)

HSBC(中国)での人民元口座開設 ーー 深圳(シンセン)のHSBCプレミアセンター

 事後報告になってしまうが、HSBC(中国)での人民元口座開設のその後についてアップしておきたい。

 6月の末頃、家の近所にあるHSBCプレミアセンターで、中国国内支店での人民元口座開設の手続をした。暫くして、HSBC(中国)本店(上海)から航空便で、ATMカード(銀聯マークの入った人民元デビットカードを兼ねる)やカスタマーリレーションの担当者の写真、名前などの入った口座の詳細、テレフォンバンキングのPINなどが送られてきた。

 ただ、香港でもそうだが、ATMカードを使う際に必要なPINは、口座を開設した支店(自分の場合は深圳ブランチのシャングリラホテルサブブランチ)に出向いて受け取る必要がある。早速、ATMカードと一緒に送られてきた書類を持ってPINの受け取りにいってきた。(正確にはパスポートも必要)。

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羅湖のシャングリラホテルにあるHSBCプレミアセンター。外にはATMコーナーもある。

 HSBC深圳支店の行員さんたちは皆、流暢な英語を話す。インド人のような外国人顧客も結構、みかけた。香港のプレミアセンターのようにソファや飲み物もあって、他の人民系銀行のように長蛇の列に並ぶ必要もない。

 受付カウンターでPINの受け取りと告げると、しばらくして担当のカスタマーリレーションオフィサーが出て来た。ちなみに女性だ。英語、普通語、広東語を話す。
 簡単に口座の内容の説明を受け、ATM用PINの入った封筒を受け取った。すぐ、外のATMに行ってPINの変更を行う。ついでに、インターネットバンキングを利用したい旨、話したら、またすぐに手続してくれた。センター内にあるPC端末で自分で任意で選べるID、パスワード、ATMカードに記載された番号などを入力して、簡単に終了。インターネットバンキング用パスワード生成機は後日、上海の本店から送ってくれるとのこと。

 これで手続は終了だ。すべてにおいて極めて簡単、スムーズで、とても人民共和国とは思えないほどサービスの質は高い。自分は香港のParmanent IDをもち、プレミアーにもなっているので簡単な手続で済んだのかもしれないが、色々聞いてみたら、日本に住所がある日本人でもパスポートだけで口座開設してくれるらしい。(ただ、香港や日本のHSBCでプレミア資格がない場合はかなりの額の最低預け入れがあるらしい)
 いずれにせよ、英語で全て事は足りるので、ご関心のある方は直接出向いて色々聞けば丁寧に教えてくれると思う。

 不特定多数に公開されるブログに詳細は書けないが、かなり有利な条件で資金運用できることも分かった。内容を聞いて、思わず”エッ、ホント?”と思ってしまった。確かに、最近、人民共和国の中央政府はインフレ抑制に向け、相当いろいろやっている。そう言えば、大陸の取引先から聞いていた最近の資金事情が本当だとしたら、HSBC(中国)から聞いた話にも合点がいく。

 しかし、とにかく奥が深い。まだまだ頭を使う必要がありそうだ。

2011年7月17日 (日)

深圳(シンセン)地下鉄 ーー ついにお財布ケータイ登場?

 深圳(シンセン)の地下鉄網が一気に拡大して、当たり前だが、最近はやたら車内が混雑する。特に福田口岸から会展中心に向かう龍華線は、以前はガラガラだったのに、最近は人民たちでごったがえしている。深圳市郊外、かつては特区外と言って、深圳経済特区内での居住、就労が認められなかった人民たちが居住するエリアから、身分証のチェックもなしに自由に市内中心部に出てこられるようになったということだ。

 数年前まで、深圳市内に向かうバスが特区検査所を通過する際、公安の係官が車内に乗り込んできて、あからさまに人民顔している連中は身分証提示を求められ、深圳の居住証明のない連中は、そこで下ろされていたものだ。スリは勿論、時にはバスジャックまで発生してやたら物騒なミニバスでしか行けなかった龍華や清湖まで地下鉄でいけるというのだから、実に隔世の感だ。

(ミニバスのバスジャック: 深圳の郊外を走るミニバスでは、数人の悪党が乗り込んできて、運転手と乗客を脅かして、現金や携帯電話を取り上げる強盗事件が何度もあった。)

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 ついには、深圳版”お財布ケータイ”まで始まったようだ。深圳市内の地下鉄やバスで使えるオクトパスカードのようなICカードを”深圳通”というが、このICチップを携帯(手機)に埋め込んだ携帯の機種がお目見えしたようだ。カードを持たなくて済む分、便利と言えば便利だが、深圳の”深圳通”はまだ香港のオクトパスのようにコンビニや自動販売機で使えるほど、普及してはいない。なので、自分的には”不要”だ。

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深圳の街の変化は非常に早い。(写真は福田区の地下鉄/購物中心駅付近)。

 次から次へと高層ビルが建ち、新しい道路が開通している。しかし、見た目はなかなかだが、中身が伴わないのは人民共和国のお得意とするところ。これを”外華内貧”という。

 しかし、地下鉄網が人民の多く住む深圳市郊外に広がったことで、車内の人民比率が大きく上がった。案の上、車内はちり紙や食べ物のカスなどが散乱しており、床も椅子もゴミだらけだ。深圳の地下鉄も、香港同様、車内での飲食は禁止されているのだが、そんなことも守る人民などいるわけがない。”文明乗車”が定着するのはいつのことになるやら。

2011年7月15日 (金)

深圳の地下鉄が大混雑 ーー 厳重なセキュリティチェック実施中

 ユニバーシアードを前に、深圳の地下鉄網が一気に拡大した。いきなり何路線も開通してしまったので、どういう路線があるのか、まだ頭に入っていない。深圳空港や蛇口/南山、さらには龍華や布吉、龍崗まで全て地下鉄で行けるというのだから、便利になったもんだ。わずか数年前まで、タクシーと料金交渉したり、身の危険を感じながら人民バスで移動していた頃を思い出すと隔世の感だ。

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 ところが、今日、羅湖から地下鉄に乗ろうとしたら、大混雑。自動改札を通る前に手荷物のX線検査を受けなければならず、その列が長蛇のようになっている。みな、ブツブツ言いながら並んでいたが、このセキュリティチェックを通過するのに、ゆうに5分は並ばされる。通勤/通学時間に重なるともっと時間がかかるかも知れない。

 以前から、華強路など一部の駅で乗客の手荷物検査をする時があったが、これは明らかにユニバーシアード対策だろう。

 まあ、爆発物だの、凶器だの持ち込んで悪事を働く輩がいるとも限らないので、こうした検査も必要とは思うが、たかが地下鉄に乗るのに、こうも並ばされるのはたまったもんじゃない。

 しばらく前までは、少し離れたところにある身障者用自動改札(車いすが通れるように通路の幅が広くなっている自動改札)を通れば、実はX線検査を受けずに構内に入れるという裏技があった。今日も、そうしてすり抜けようとしたのだが、さすがに通れなくなっていた。

 路線拡大で便利になったと思った深圳地下鉄だが、ユニバーシアードが終わるまでは、忍の一字で並ぶしかない。。。

深圳/羅湖の九州ラーメン ーー 山小屋

 深圳の羅湖站近くに九州ラーメンの店ができたとは聞いていた。しかし、いつも場所が分からず行けずじまいだったが、本日、遂に発見した。店の名前は”山小屋”だ。

 特段分かりにくい場所にあるわけではないのだが、羅湖火車站の一番端っこの方(口岸=イミグレの建物から一番離れた、シャングリラホテルに一番近いあたり)に入り口があり、しかも目立つ看板が出ていないので気づかなかったのだ。

 普段、羅湖のイミグレを過ぎたら、そのまま地下に下りて、地下鉄に乗るか、広州東や常平に行くため電車(和階号)に乗るか、羅湖商業城の下から東莞行きなどのバスに乗るかなので、そのラーメン屋の入り口付近を通ることは殆どなかったのだ。新都酒店方向に向かうときも、やや涼しい地下を抜けてシャングリラホテル前の地上出口に抜けるので、そのラーメン屋は自分的行動範囲の死角にあったというわけだ。

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店の雰囲気はいかにも”なんちゃって”系ではある。

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その名も”昭和ラーメン”(RMB25)。

 店の雰囲気的に味には全く期待してなかったのだが、結構いける。実は自分は九州ラーメンの細麺/トンコツより、札幌ラーメンの太麺/味噌の方が好きなのだが、それでもなかなかの味。最初、ちょっと”トンコツ”の臭みを感じたが、直ぐに慣れた。きっと、しばらくトンコツラーメンを食べていなかったので、そう感じたのかも知れない。スープの熱さ、チャーシューの柔らかさ(少し薄いの難点だが)もGood。
 ちなみに、スープは”日式”と”中式”が選べる。当然、日式を選んだ。

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ラーメンにもまして感激したのは餃子(8元)。一人前は6個入り(写真は一個食べてしまったので5個しかないが。。)。

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野菜多めで自分の好みにピッタリ。日本で食べる餃子の味と同じ。これが8元は嬉しい。正直、大好物の香港”大阪王将”の餃子より、ここの餃子の方がおいしかった。

 飲み物のコーラ(2元)をつけて、マイタンは35元、香港ドルだと$42.5ぐらいになるが、それでもお値打ちだ。

 もう一度、行き方をおさらいすると、羅湖口岸のビルを出て、地上をまっすぐシャングリラホテル方向に向かう。(左手が羅湖火車站)。駅の建物の一番シャングリラホテルに近いあたりに、2階に向かうエレベータがある。ピンク色の美容サロンのような店が目印。餃子でビール、という組み合わせに飢えている同胞には嬉しいお店だ。

 ただ、服務員が日本語を理解するかどうかは不明。メニューを指差せばことは足りるだろうが。

2011年6月15日 (水)

最近の深圳、ユニバーシアードに向けて”化粧直し”中

 最近、皇崗口岸で改修工事が進んでいることをご存知の方も多いと思う。タクシー/バス乗り場に向かう陸橋や階段を始め、口岸(イミグレ)の建物そのものも何か工事している。

 2ヶ月後に予定されているユニバーシアード深圳大会に向けた”化粧直し”であることは明らかだ。何にせよ、街がこぎれいになることは”熱烈歓迎”だ。(どうせ、見た目だけで中身は伴わないのだろうが。。。)

 市内各所で進んでいる地下鉄建設も、ユニバーシアード開催までに全面開通させるという。日程優先で手抜き工事がないか心配ではあるが、この地下鉄網が完成すると深圳市内での移動はますます便利になる。まあ、日本も東京五輪や大阪万博で街が一変したし、韓国もソウル五輪で大きく変わった。あまり行ったことがないので詳しく知らないが、北京や上海も五輪と万博で相当変わったらしい。

 しかし、人民共和国のやることはハンパじゃない。香港ローカル紙の報道によれば、どうも5月に公安が一斉に動いて、深圳市内の要注意人物(前科者やヤクザ)、20代以下の無職者たちなど治安の妨げになる連中を捕まえて、東莞に追放したとのこと。道理で最近、馴染みの乞食たちを見かけなくなったし、しつこくつきまとう白タクの呼び込みも減った気がする。旧第二ボーダーの検問所でも最近はきちんとチェックするようになってるし、昨日は皇崗口岸の手前で全ての車両が止められ、中に乗っている人間の身分証提示を求められた。

 深圳の街から、そうした不快な連中が姿を消し、治安がよくなることは大いに結構なのだが、勝手に”ゴミ”を捨てられた東莞市はたまったもんじゃないだろう。幸いこの1ヶ月程、東莞に立ち入らずに済んだので、詳細は不明だが、長安など深圳に接する東莞地区は逆に治安が悪化しているかも知れない。深圳から追い出された、そうした危険分子が不満から悪事を働くのは容易に想像できる。

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深圳の羅湖中心部にあるスタバ。一杯30元前後のコーヒーの値段は日本なら1500円ぐらいの感覚か???

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羅湖の”国貿”付近。この辺もすっかりこぎれいになった。

 しかし、深圳は治安と悪い、危ない等々、色々なことが言われているが、結論から言えば”まったく危なくない”。アメリカのロス市内よりはるかに治安はいいし、東京の山谷や大阪の釜ヶ崎より、よっぽどゴミが少ない。日本だって、土地勘もなく言葉もしゃべれない旅行者が、わざわざ山谷や釜ヶ崎に行く必要もないし、歌舞伎町の裏道を深夜に一人でうろつく必要もない。当たり前の普通の行動をしている限り、深圳だからと言って何も怖がる必要はないのだ。

 

2011年3月 9日 (水)

深圳(シンセン)福田口岸 ーー 人民共和国の公務員たちは今日も仕事をしない

 香港での住まいがホンハムなので、シンセンに行く時はKCR(現在の名称はMTR東鐵線)を使うことが多い。昔は、ホンハムから羅湖に行く路線だけだったが、数年前に上水から分岐して落馬州に向かう支線と、ホンハムから一駅延伸した尖東駅区間が開通した。更に昨年(だったかな?)、尖東駅から先、MTR西鐵線の南昌駅までがつながり、新たに柯士甸駅(Airport Express九龍駅のそば)ができるなど、旧KCRの使い勝手も随分よくなった。新界東の沙田や大埔から、新界西の荃灣や元朗までMTRでつながったことになるので、途中のホンハムで乗り換えれば、上水からMTR西鐵終点の屯門までちょっとした鉄道旅行が楽しめる。

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 前置きが長くなった。本題は、シンセンの福田口岸である。ここは、香港側の落馬州駅支線の開通に伴い、新たに設置されたイミグレだ。深圳地下鉄の龍華線とつながっているので、深圳コンベンションセンター(会展中心)など、福田区中心部に行くには羅湖経由で移動するより便利だ。(深圳地下鉄の会展中心駅は福田口岸駅から2つ目)。今年2011年中に龍華線は少年宮から先、龍華あたりまで延伸する予定だ(人民共和国の予定なので、本当に開通するかわからないが)。深圳の地下鉄網もどんどん延伸しており、ますます便利になる。

 以前書いたが、福田口岸駅にはKCR料金が$3安くなるオクトパス用カードリーダーもあるので、最近はいつも福田口岸経由で香港/シンセン間を行き来している。しかし、この福田口岸はイミグレを通過するのに意外と時間がかかる。時間帯にもよるが、だいたい10分から20分は並ばされるのは覚悟しなきゃならない。

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 羅湖口岸は、外国人用窓口と人民用窓口が分かれているのだが、この福田口岸では外国人も人民と一緒の窓口に並ばされる。
 考えてみれば、どの国でも自国民用の窓口と外国人用窓口を分けて出入国手続をするのが普通だが、人民共和国では自国の人民も外国人も”差別”(?)せずに一緒に処理する。優遇(?)されているのは港澳居民(=香港やマカオの住民で回郷証で大陸と行き来する連中)で、専用窓口では回郷証を機械に通して顔写真をチェックするだけなので、サクサク通過している。(もっとも香港/シンセン間を往来する港澳居民の数はハンパじゃないので、手続を簡素化しないと処理しきれないのだが。)

 人民共和国では、いまだに人民が自由に国外に出るのは認められていない。香港やマカオも制度的には外国なので、そこに行くには出国許可が必要になる。最近は、自由行と称して、シンセンなど大都市の戸籍をもつ人民のみ香港、マカオに限って自由に行けるようになったので、そうした人民の出国手続は簡単に終わる(=並んでいる列の進み方が早い)。しかし、特別な許可をもらって出国する地方の人民が前にいたりすると、そこで詰まるのだ。羅湖でも同様だが、中近東、アフリカ系、ロシアとおぼしきスラブ系などのチェックも時間をかけて行われる。なので、地方まるだしのディープな人民や、真っ黒な人々が列に並んでいると絶望的だ。携帯電話でメールをチェックするか、ゲームソフトを起動して、暇をつぶす準備をしておいた方がいい。

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 シンセン/香港間にいくつかある口岸のうち、福田口岸は比較的に新しくできたので、窓口の数は羅湖やお隣の皇崗よりも圧倒的に多い。しかし、それらはまったく使われておらず、職員の数もあまり多くない。
 しかも、職員たちは人民共和国の公務員だ。特権階級でも下層に属するようだが、仕事ぶりとその居丈高な態度は、立派な”愛国公務員”そのものだ。多くの人民が順番待ちで並んでいようが、外貨を持ち込み浪費してくれる外国人がまごついていようが、自分たちのおしゃべり業務が優先する。

 最近、大学を卒業したての見習い係員が窓口で処理しているのに出くわす。みな、仕事はとろいが、それなりに一生懸命、真剣な顔つきでパスポートチェックに取り組んでおり、好感がもてる。しかし、そうした真摯な気持ちをもつ連中も、特権階級の種々の役得にまみれ、仕事に慣れてくると、どこにでもいる普通の人民公務員になってしまうのが残念だ。

 一度、生理不順なのか、更年期障害なのか、ヒステリックなおばさん公務員につならぬことでいいがかりをつけられたことがある。何をどう反論しても勝ち目はないので、毅然とした態度で黙殺するしかない。下品な普通語で何か騒いでいたが、そんな言いがかりは無視するに限る。中国語はまったくわからないフリをすればいい(実際、たいしてわからないのだが)。人民共和国を一歩でも出てしまえばこっちのもんだ。香港政府は、香港永久居民の自分を守る責任がある(と信じている)。

 なお、福田口岸と皇崗口岸は隣接している。皇崗口岸からは、香港各地に向かうバスや、香港空港へのリムジンがあるので、同胞たちも結構使っている。しかし、福田口岸と皇崗口岸は隣接しているにも関わらず、歩いていける道がない。一度、何とか行けるんじゃないかと、散々歩き回ったが、延々続く壁に遮られて、その先に進めない。歩いて行くには、何と沿河路の方まで戻って迂回しないと行けないのだ。何を考えてこういう都市計画にしているのか、人民共和国の論理はまったく理解できない。間違って福田口岸に行ってしまい、皇崗口岸まで移動しなければならない場合は、あきらめてタクシーを使うしかない。

 シンセンと香港を結ぶイミグレ(口岸)は、東から、沙頭角、文錦渡、羅湖、皇崗、福田、深圳湾の6ヶ所、フェリーで香港と結ぶ蛇口および福永港を合わせると8ヶ所になる。当然、全て踏破済みなので、おいおい、その様子を紹介したい。

韓国料理 in シンセン ーー 韓国式刺身を食べた

 香港にも韓国料理店は結構あって、割としょっちゅう行っている。キムチが今や日本でも完全に市民権を得ているように、日本人にとって韓国料理は親しみやすい。ミソ、しょうゆなど基本の味付けや食材が日本料理と共通性があるからだと思う。在外邦人にとって韓国料理店の存在はありがたい。

 そんな韓国料理店だが、香港におとらず深圳(シンセン)にもたくさんある。深圳に居住する韓国人は3万人を超えるとかで、実は香港より多いからだ。SamsungやLGなど大手企業の駐在員から、食堂やスーパーなどを経営する自営業者まで、深圳には様々な韓国人が暮らしている。なので、韓国人や朝鮮族の経営する食堂がたくさんあり、本場韓国の味そのままの料理を楽しむことができる。

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深圳地下鉄”車公廟駅”そばにある財富広場界隈はちょっとしたコリアンタウンだ。中国語に交じってハングルの看板が目立ち、韓国食堂や韓国の食料品を扱うスーパーがある。この裏に広がる”東海花園”に多くの韓国人が暮らしているからだ。

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取引先の韓国人たちとしばしば行くのが、この韓国会館(한국회관=ハングックフェーグアン)だ。

 この韓国会館には、定番の韓国焼き肉、各種チゲ、チョンゴル(すきやき系)のほか、香港の韓国料理店にはない、韓国風”刺身”もある。

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ヒラメ(광어=クァンオ)やタイ(도미=トミ)の刺身盛り合わせ。各種おかずと、アラを煮込んだ”辛い鍋”(매운탕=メウンタン)もついてくる。写真の分量でRMB300〜350程度。

 韓国でも刺身は好んで食べられる。マグロの赤身やアジなどの”光り物”より圧倒的に白身魚が好まれ、韓国式しょうゆ&ワサビのほか、普通のミソ、酢の入ったコチュジャン(唐辛子ミソ)などで食する。ニンニクや唐辛子と一緒に野菜で包む豪快な食べ方もある。

 ただ正直、刺身そのものの”うまさ”という点では、日本の刺身に遠く及ばない。魚の下ろし方や包丁のさばき方など、日本の職人技とは比較にならないからだ。また韓国人は一般的に魚は新鮮であることが最良と思っているが、実はヒラメなどは、少し熟してから食べた方がおいしい。(寿司屋のマグロも数日寝かしたものが出る)。

 なので、韓国式刺身は日本料理の刺身とは違う”韓国料理”として食べれば良い。辛いメウンタンを食べながら韓国焼酎をカーッと豪快にあおると、気分は韓国人だ。

 深圳の韓国料理屋で、刺身など食べて衛生面は大丈夫か?と心配される向きもあるかも知れない。しかし、今まで数十回食べているが、腹がおかしくなったことは一度もない。何度か日本人を連れて行ったが、彼らもその後、何も言ってこない。

 なお、この韓国会館には香港の韓国料理屋には置いていない개고기(ケコギ=犬肉)もある。たっぷりの香辛料の入った鍋に入れたり、茹でた肉を薬味と一緒に食べるが、これは意外とおいしい。韓国では牛肉より高い最も高級な肉だけにそこそこ値段ははるが、夏バテに効果があるとかで、滋養強壮のため好んで食べられる。日本では土用の丑の日にウナギを食べるが、韓国では犬肉を食べる。中国語で犬肉は”狗肉”というので、韓国料理の”補身湯”(ポシンタン)は”狗肉湯”だ。

2011年3月 1日 (火)

MTR(旧KCR)で行くシンセン ちょっとした節約法(セコい話)

今日はシンセンで取引先と打ち合わせだった。昨日飲み過ぎたのでアポを午後からにしておいて助かった。

大陸の人民共和国に足を踏み入れるのは好きではないが、仕事だから仕方がない。今週は4回も大陸に行かねばならない。

今日の相手は台湾人と大陸人で、一緒に昼飯でも食おうと言われていたが、二日酔いでとても飯を食う気分にならず、アポを1時半にずらしてもらった。
今の住居に引っ越してきてから、歩いてすぐのKCR紅磡駅(現在は正式にはMTR東鐵線紅磡駅)からシンセンに行くことが多くなった。シンセンでの行き先が福田界隈が多いので、落馬州から福田口岸を抜け、シンセン地下鉄の龍華線で行く方が羅湖や皇崗から入るより早く、安いからだ。

今日もそんな感じで紅磡駅に向かったが、落馬州行きの電車は実は羅湖行きより本数が少なく、下手すりゃ10分から15分も待つことになる。今日も次の落馬州行きは10分待ちだ。そこで、取りあえず上水まで行って、そこで落馬州行きに乗り換えることにした。結局、到着時間は同じなのだが、いつの頃からか、行けるところまで行こうという行動パターンが身に付いてしまっている。次の電車が事故で運休になるかも知れないし、上水まで行けば、KCRが止まっても、文錦渡や皇崗経由でシンセンに入れる。

電車に乗ったら、二日酔いも徐々に回復し、妙に腹が減ってきた。実は朝から何も食っていない。なら上水での待ち時間を使って、駅の上にある吉野家にでも久しぶりに行こうと思いつき、上水駅で下車。速攻でエスカレータを駆け上り、吉野家で特盛+みそ汁($33.5 )
をかき込んだ。別に特盛でなくても良かったのだが、大盛りと$4しか違わないので、ついつい特盛を頼んでしまう。さすがに10分以内に牛丼を食ってホームに戻るのは無理だったが、ホームに下りたら、運よく落馬州行きがきた。

実は、シンセンに行く途中、結構な割合で上水駅で途中下車する。だいたい昼飯を食うのが目的だが、(最近はRMBが高いので、福田口岸前にある港式茶餐店あたりで昼飯を食べるより香港で食べた方が安い。)、実は上水駅で下車した方が、紅磡からシンセン(羅湖や落馬州)まで通しで乗るより運賃が安いのだ。

紅磡ー羅湖/落馬州 : オクトパス払い $31.3 (通しで乗車する場合)
紅磡ー上水 : オクトパス払い $8.2
上水ー羅湖/落馬州 : オクトパス払い $19.5

つまり、上水で途中下車して行けば、通しで乗るより$3.6安くなる。

せこい話しだが、昔、サラリーマンをやっていた頃、部下(日本人)が出張精算書に<紅磡ー羅湖$33>と、毎回、堂々と記入して提出してくるので、承認印を押すのに躊躇したことがある。(オイオイ、誰がわずわざ切符を買って乗るかよ、オクトパスで乗るんだろうが。。。)。会社からできるだけ金を取ろうという、サラリーマンのこうした心性は分からんでもないが、こういう連中は上水で途中下車して、更に差額をポケットに入れてんだろうな、などと思ったものだ。もっとも、KCRで移動したことにしておいて、もっと安い皇崗行きのバスで行っていたのかも知れない。まあ、どうでもいいことだが。

上記の方法は、当然のことながらシンセンから紅磡に戻る時も同じように節約になる。更に、シンセンの地下鉄から福田口岸を経由してKCRを使う場合は、加えて$3節約できる。シンセン地下鉄福田口岸駅構内に設置されているカードリーダーに、オクトパスカードをピッとかざせば、香港でのKCR料金が自動的に$3安くなるプロモーションをMTRがやっているからだ。別に面倒な操作ではないので、自分はいつもありがたく$3ディスカウントしてもらっている。

つまり、往復とも上水駅で途中下車し、福田口岸駅でピッとやれば、実は往復で$10.2も安くなるのだ。知り合いの日本人もそうだが、香港からシンセンに毎日通っている人は結構いる。この10㌦はちりも積もれば山となる$10だ。。。。

*去年の年末までMTRがやっていたプロモーションは、MTR東鐵線で羅湖/落馬州に4往復だったか、8往復すると、片道分1回がタダになるというものだった。これは結構、使わせてもらった。(このプロモーションは、自分のオクトパスカードをMTRのホームページで登録する必要がある)。この手のプロモーションは色々あり、地下鉄駅の構内や階段の広告、MTRホームページで告知されるから、時々のぞいてみるといい。

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